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1 ナノ構造研究所設立決定のいきさつ
2 ナノ構造研究所の事業
3 ナノ構造研究所での要素技術
4 要素技術の詳細
5 人員
6 国際会議
ナノ構造研究所 イメージ
セラミック材料の最新研究設備の利用はJFCCへ

1 ナノ構造研究所設立決定のいきさつ
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 中部産業振興協議会(座長:中部経済連合会会長)の中部ナノテク推進会議において、ものづくりの中心である中部にナノテクの推進力となる公的研究機関をつくるべきとの構想が打ち出されました。その具体化において、新しい財団の設立ではなく既存のファインセラミックスセンターを最大限活用することにし、センター内にナノ構造研究所を設立するに至りました。
→ ナノ構造研究所における研究展開
→ ナノ構造研究所パンフレット(PDF/3.1MB)

2 ナノ構造研究所の事業
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 ナノ構造研究所は、以下の三つを事業対象としています。

? 世界最先端水準の電子顕微鏡技術に関する研究
? 高度な電子顕微鏡解析、計算による産業支援
? オープンラボ

※オープンラボとは?
 ナノ構造研究所を「各社の研究分室」として活用してもらうことを目的とするもので、オープンラボ参加者には世界トップレベルの高性能電子顕微鏡や計算機システムを使用した材料研究の環境を提供するとともに最新の実験技術や解析技術を指導します。また、オープンラボ参加者が実施する研究テーマのうち、企業秘密に関わる情報に関してはその守秘に十分配慮致します。
 オープンラボメリットとしては、企業の機密を社員がしっかり守った状態で
 ? 自社で設備投資しなくても、最新鋭の電子顕微鏡やコンピュータを使って課題解決ができる。
 ? 電子顕微鏡や第一原理計算の技術・ノウハウ・最新情報などを習得できる。
 等があります。

電子顕微鏡による微構造解析 第一原理計算による計算材料設計




3 ナノ構造研究所での要素技術
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 従来の電子顕微鏡技術を用いた高度なナノ構造解析技術に加え、以下の新しい要素技術による研究開発を展開しています。

  ・収差補正走査透過電子顕微鏡法(Cs補正STEM)
    ⇒原子を直接観察することによる材料解析
  ・高感度ホログラフィ電子顕微鏡法
    ⇒機能の可視化による材料解析
  ・環境制御型電子顕微鏡法
    ⇒使用環境下に近い状態での材料解析
  ・第一原理計算
    ⇒観察結果の理論的解釈の支援、材料試作前の物性予測や材料設計

4 要素技術の詳細
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 ナノ構造研究所では新規電子顕微鏡(収差補正走査透過電子顕微鏡(STEM)、高感度ホログラフィ電子顕微鏡等)、第一原理計算用高性能コンピュータの導入しました。
 「世界最高レベルの解析力でものつくりを支援する」とのモットーにふさわしく、新規に整備する主要設備については世界で最高レベルのものを選定または開発致しました。
 既存設備については、旧型化しつつあるものもよく吟味し、極力寿命を延ばして有効活用し、目的・能力の多様な設備により、幅広いニーズに応えられるように努めています。


新規に導入した主要研究設備

? 収差補正走査透過電子顕微鏡
従来のレンズでは、球面収差の補正は不可能と考えられていましたが、この数年間に格段の技術進歩を遂げたことにより収差補正が実現し、分解能が高まり個々の原子を明瞭に観察できるようになっています。

? ホログラフィ電子顕微鏡
従来の電子顕微鏡では、磁気構造や電場構造をナノレベルで観察することは困難であったが、近年の技術進歩により、磁化分布・電場の定量的な解析ができるようになり、様々な応用が考えられるようになっています。

? 電子計算機(クラスター計算機)
第一原理計算に用いる計算装置としては、費用対効果を勘案し、ワークステーションを並列化したクラスター計算機を導入致しました。技術革新の著しい計算機においては、一般的に4〜5年でそれら装置を更新することが望ましいため、これらの理由により、ナノ構造研究所においては、3期にわけてクラスタ計算機を導入整備しました。これにより、パーソナルコンピュータの約300〜500倍の計算速度・計算規模でのシミュレーションが可能になっています。

? 環境制御型電子顕微鏡
触媒反応、焼結過程などに代表される固相反応、固相ー気相反応、固相ー液相反応のその場観察ができるようになっています。

5 人員
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 研究要員数:約10名から二十数名に増員しました。また、トップレベルでご活躍中の大学教授等に特別研究員(兼任)として参加していただいています。
 当初、ナノ構造研究所の要員として材料技術研究所の微構造解析・計算Gに所属する研究員等を充てスタートしました。以後、基本的には、ナノ構造研究所の核となる人材を確保しつつ、企業からの出向者を積極的に受け入れ(オープンラボなど)、事業を的確に遂行できるよう柔軟な要員体制とっています。

スタッフリスト

6 国際会議
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最先端の顕微鏡と理論計算に関する国際シンポジウム
(International Symposium on Advanced Microscopy and Theoretical Calculations (AMTC))

 ナノ構造研究所では、最先端の電子顕微鏡と第一原理計算に関する国際シンポジウム
(International Symposium on Advanced Microscopy and Theoretical Calculations (AMTC))を、愛知万博の理念を継承し2年に1度開催しております。この国際会議は、ナノ構造解析や最先端の材料設計に用いられる電子顕微鏡・理論計算の最新技術とその成果を深く議論することを目的としています。

<過去の開催概要>
第1回 2008年6月29日〜30日 名古屋国際会議場
招待講演29件、ポスター発表 約110件、17ヶ国 約330名
第2回 2010年6月24日〜26日 名古屋国際会議場
招待講演28件、ポスター発表 約100件、16ヶ国 約310名
第3回 2012年5月9日〜11日 岐阜県長良川国際会議場
招待講演23件、ポスター発表 約100件、10ヶ国 約220名


 第3回最先端の電子顕微鏡と理論計算に関する国際シンポジウム(The 3rd International Symposium on Advanced Microscopy and Theoretical Calculations (AMTC3))が、2012年5月9日〜11日に岐阜県・長良川国際会議場にてJFCCナノ構造研究所の主催で行われました。セラミックス、金属、有機など物質材料のナノ構造解析、理論計算の最新技術、またこれらの解析技術を用いた材料研究に関する最新の成果が多数報告されました。各講演は界面・粒界、電子線ホログラフィーおよびローレンツ顕微鏡、環境TEMと動的計測、モデリング・シミュレーション、材料科学のフロンティアの5つのセッションに分けられ、今回は23件の招待講演(海外13件、国内10件)、約100件のポスター発表が行われました。参加者は10ヶ国より約220名あり、活発な議論が交わされ、盛況のうちに閉会しました。ご参加頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

AMTC3公式HPhttp://www.congre.co.jp/amtc3/


 第4回最先端の顕微鏡と理論計算に関する国際シンポジウム(The 4th International Symposium on Advanced Microscopy and Theoretical Calculations (AMTC4))は、2014年の5月8日(木)〜10日(土)に静岡県・ア クトシティー浜松コングレスセンターにて開催されます。一般参加者の方々によるポスター発表を募集します。ポスター発表申し込み方法は、AMTC4ホームページをご参照下さい。電子顕微鏡、理論計算、材料ナノテクノロジーにおける最先端の情報入手、あるいは意見交換の場として、皆様の積極的な申込をお待ちしております。

AMTC4公式HPhttp://www.congre.co.jp/amtc4/

AMTC5公式HPhttp://amtc5.com/



お問合せ先
〒456-8587 名古屋市熱田区六野二丁目4番1号
(一財) ファインセラミックスセンター 研究企画部
TEL 052-871-3500
FAX 052-871-3599
e-mail:ressup@
(※メール発信は@の後ろに jfcc.or.jp を付けて送付ください)

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