試験評価

Testing & Evaluation Services

4.分光分析

 ラマン分光分析法、赤外分光分析法で化学結合状態の評価・解析を行います。ラマン分光分析は顕微分光専用で、試験片の加熱・冷却測定、赤外分光分析は積分反射、赤外線放射率等の特殊測定が可能です。
 紫外可視赤外分光測定は積分球測定が可能です。発光特性分析として250-1700nmの発光、250-900nm励起測定が可能です。

種別 項目 単位 単価(円)
ラマン分光分析 試料調製 -- 別途相談
ポイント測定 基本料 -- 50,000
ポイント測定 1測定点 15,000
マッピング測定 基本料 -- 250,000
マッピング 1点 500
加熱・冷却測定・紫外・赤外励起 -- 別途相談
解析及び補足データが必要なとき -- 別途相談
種別 項目 単位 単価(円)
赤外分光分析
(FTIR)
試料調製 -- 別途相談
測定 透過法、反射法(通常測定) 1試料 40,000
  追加1試料 10,000
解析及び補足データが必要なとき -- 別途相談
種別 項目 単位 単価(円)
赤外線放射率 間接測定
(室温反射率測定から室温~1000℃(5温度水準)の放射率を算出する)
1試料 58,000
追加1試料 12,000
種別 項目 単位 単価(円)
紫外可視近赤外分光測定 第1試料測定 1試料 40,000
追加測定 追加1試料 8,000

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ラマン分光分析

特徴:化学結合状態・構造・光学的特性の多面的評価が可能

ラマン分光法

積分球を用いた反射法による赤外線放射率の測定

「反射法」と、試料を加熱して放射率を求める「黒体分離法」との比較

黒体分離法の問題点

・測定に時間がかかる(1日1試料程度)。
・室温近傍での測定が難しい。

反射法の利点

・測定は室温で行い、測定時間も数分。
・粉、粒、繊維状の試料も測定可能。

日本遠赤外線協会のラウンドロビン試験で、放射率測定用標準試料(炭化ケイ素)を測定。

本装置による測定データは、各種の黒体分離法による得られた測定データのばらつきの範囲内。

積分球の外観
積分球の外観
積分球の概略構成
積分球の概略

反射法における全放射率の算出方法

① 室温にて分光反射率を測定。
② 分光放射率を放射率 = 1 - 反射率の関係から求める。
③ 任意温度での全放射率を黒体との全放射エネルギーの比より算出する。

炭化ケイ素の分光放射率スペクトル
炭化ケイ素の分光放射率スペクトル
任意温度(500℃)における分光放射発散度
任意温度(500℃)における分光放射発散度

発光特性分析

特徴:化学結合状態・構造・光学的特性の多面的評価が可能

フォトルミネッセンス(PL)

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