2018年度

JFCC研究成果集

未来社会を創出する革新材料開発と先端解析技術

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T-9
2018

材料の機械特性評価技術
〜材料強度、力学的特性、長期信頼性評価〜


技術のポイント

様々な使用環境における、各種材料の機械特性に関する基礎物性および信頼性評価技術の紹介



機械特性評価技術一覧

評価項目 測定方法 測定環境 主な試料サイズ
(mm)
曲げ強度 3、4点曲げ 室温〜1500℃、大気、真空、不活性 3x4x40
圧縮強度 角型、丸型 室温〜1500℃、大気、真空、不活性 5x5(Φ5)x12.5
引張強度 平型 室温〜1500℃、大気、真空、不活性 3x14x120(180)
破壊靱性 SEPB、IF法 室温、大気、真空、不活性 3x4x40
弾性係数 動的(パルス、共振)
静的(曲げ、圧縮他)
室温〜1200℃、大気 100x20x2
15x15x15他
硬度 ビッカース他 室温、大気 15x15x5
疲労特性 曲げ、引張 室温〜1400℃、大気 3x4x40
クリープ特性 曲げ、引張 室温〜1400℃、大気
3x4x40
熱衝撃抵抗 水中急冷法
(残存曲げ強度)
室温〜1300℃、大気 3x4x40
表面粗さ 接触、非接触式 室温、大気 --


主な評価装置

<弾性定数測定装置>
評価項目:弾性率、ポアソン比他
測定温度:室温〜1200℃
測定雰囲気:大気中
<材料試験機>
ロードセル:10N〜200kN
測定温度:室温〜1500℃
測定雰囲気:大気、真空、不活性
<弾性定数測定装置>
評価項目:硬さ、弾性率他
最大試験荷重:2000mN
荷重分解能:≦0.04mN


適用分野

・セラミックス、金属、高分子材料、多孔体、ハニカム、厚膜
・CMC等の複合材料、各種構造・機能材料および生体材料



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