2022年度

JFCC研究成果集

新時代のマテリアル戦略を支える新材料開発と先端解析技術

3試験評価技術 / 熱特性

T-15

2022

SDGs

各手法による固体の比熱容量測定 ~低温から高温まで~

SDGs

技術のポイント

フラッシュ法、入力補償型DSC法、熱流束型DSC法
各手法を用いて低温から高温までの比熱容量測定が可能

保有技術/設備

フラッシュ法

測定温度範囲:室温
同一試料で熱拡散率(熱伝導率)も評価可能
測定試料サイズ:φ10×1~3 mm
各手法における測定結果例

入力補償型DSC法

測定温度範囲:-50~300 ℃程度
高精度に比熱容量を測定
測定試料サイズ:φ6×1 mm

熱流束型DSC法

測定温度範囲:200~1200 ℃程度
より高温の測定が可能
(条件により1500 ℃まで測定可能)
測定試料サイズ:φ6×1 mm

適用分野

各種固体材料(セラミックス、金属、樹脂など)の熱伝導率算出に必要な比熱容量データの取得(ただし熱伝導率算出は室温以上)