2022年度

JFCC研究成果集

新時代のマテリアル戦略を支える新材料開発と先端解析技術

4試験評価技術 / 電気特性

T-24

2022

SDGs

雰囲気制御下における界面由来抵抗評価技術

SDGs

技術のポイント

SOEC/SOFCの耐久性向上に不可欠な界面由来抵抗評価その試料間バラツキの課題を解決する新しい評価技術の提案

保有技術

評価方法

界面由来抵抗評価試料

測定温度範囲:400~800 ℃
ガス雰囲気:Air、Ar、H2、加湿水素

交流インピ―ダンス法による
各抵抗成分の解析方法

・種々の端子間距離で 交流インピーダンス測定を実施

・端子間距離に依存する抵抗成分
  →電解質由来の抵抗成分
  端子間距離に依存しない抵抗成分
  →界面由来の抵抗成分

評価例

燃料極材料の界面由来抵抗

空気極材料の界面由来抵抗

同一試料で還元前後を評価可能

中間層による電極/電解質の界面反応を抑制

適用分野

・SOECやSOFCの新規材料開発

・ガスセンサー

謝 辞:本データは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託業務「水素利用等先導研究科開発事業/水電解技術高度化のための基盤技術研究開発/高温水蒸気電解技術の研究開発」(2018年度~)で実施したものである。