2021年度

JFCC研究成果集

脱炭素イノベーションをめざした革新材料開発/解析技術

1研究成果 / 革新環境材料

R-1

2021

SDGs7

エネルギーマネジメントに貢献する光学薄膜

SDGs7

アピールポイント

光⇔熱エネルギー変換膜の開発基盤を展開し新機能の創出へ
【技術シーズ:光学設計/成膜/評価の独自ソリューション】

課題

「太陽光~赤外輻射の光制御」による創エネ/省エネマネジメントに期待
 → 光の反射/透過/吸収を操るには、膜素材⇔光学設計⇔積層成膜の連携が必要
 → 熱マネジメント環境下では、高温in-situ光物性・耐熱性も重要

解決手段

成果・優位性

開発例:世界最高の作動温度・変換効率をもつ太陽熱「波長選択吸収膜」

期待される市場・応用

創エネ:太陽熱の高温熱源によるCO2フリー水素合成などに期待

省エネ:熱輻射制御(遮熱 or 加熱)を産業熱プロセスに展開し省エネ/脱炭素

発表文献・特許

Y. Okuhara et al., Solar Energy Mater. Solar Cells 206 (2020) 110304 1-8
特許第5687606号、特許第6535391号、特許第6059952号、特許第6193688号

謝 辞:本研究は、戦略的イノベーションプログラム(SIP)エネルギーキャリアで実施されたものである。