4研究成果 / 計算科学
R-21
2025

ソフトモードインフォマティクスによる巨大誘電率材料の探索

アピールポイント
準安定材料を含む広大な材料空間から新材料を探索
【技術シーズ:マテリアルズインフォマティクス(MI)】
背景・課題
・現在、チタン酸バリウムは積層セラミックスコンデンサ(MLCC)に広く用いられているが、その誘電率を超える材料は、発見から80年以上見つかっていない。
・チタン酸バリウムを凌駕する巨大誘電率材料を探索する。
解決手段
・ソフトモードインフォマティクス(ソフトモードに着目したMI)によりこれまで合成されていない準安定未知物質を含む広大な材料空間にて候補材料を探索
・非平衡合成プロセスにより、従来合成されていない巨大誘電率材料を開発
成果・新規性
①ソフトモードインフォマティクスにより巨大誘電率材料の候補材料を導出
②薄膜、高圧など非平衡合成プロセスにより候補材料の合成に成功
③準安定構造RbNbO3単結晶サンプルにて室温にて高い誘電率を確認
→候補材料への巨大誘電率発現メカニズムの組み込みに成功

インフォマティクスデータベース構築


期待される市場・応用
・積層セラミックスコンデンサ
発表文献
A. Yamamoto, H. Moriwake et al., Dalton Trans. 53, 7044–7052 (2024)
K. Murase et al., Dalton Trans.,54, 2252-2253 (2025)
謝 辞:本研究は、防衛装備庁安全保障技術研究推進制度JPJ004596「高速放電技術のための新規コンデンサ材料の探索」により実施されたものである。
担当者:森分博紀、横井里江、設樂一希、田口綾子、加藤丈晴、仲山啓
共同研究者:(芝浦工業大学)山本文子、(防衛大学校)濵嵜容丞、江原祥隆、(東京科学大学)伊藤満
プレゼンテーション動画
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