2021年度

JFCC研究成果集

脱炭素イノベーションをめざした革新材料開発/解析技術

4試験評価技術 / 電気特性

T-20

2021

SDGs

液体材料における誘電率の温度特性評価

SDGs

技術のポイント

同軸プローブ法を用いることで、液状や半固体(ゲル状)材料の温度特性および周波数特性を評価可能

保有技術

同軸プローブ法

同軸プローブとは伝送ラインの切断面である。
プローブを液体の中に入れたときプローブ端での電界は材料の周囲に入り込み試料と接触すると変化する。その際の反射信号(S11)を測定して、誘電率等に変換することができる。

プローブの特性/仕様

活用/成果例

水の温度特性評価の例(各温度における誘電率)
水の温度特性評価の例(各温度における損失係数)

適用分野

・食品、飲料、薬品などの品質管理

・損失の多い材料(液体、半固体)の誘電特性評価に最適