2021年度

JFCC研究成果集

脱炭素イノベーションをめざした革新材料開発/解析技術

4試験評価技術 / 電気特性

T-23

2021

SDGs

雰囲気制御下における界面由来抵抗評価技術

SDGs

技術のポイント

SOEC・SOFCの耐久性向上に不可欠な作動雰囲気中の界面由来抵抗評価が可能

保有技術

評価方法

界面由来抵抗評価試料

測定温度範囲:400~800 ℃
ガス雰囲気:Air、Ar、H2、加湿水素

交流インピ―ダンス法による
各抵抗成分の解析方法

・種々の端子間距離で 交流インピーダンス測定を実施

・端子間距離に依存する抵抗成分
 →電解質由来の抵抗成分
 端子間距離に依存しない抵抗成分
 →界面由来の抵抗成分

評価例

燃料極材料の界面由来抵抗

空気極材料の界面由来抵抗

同一試料で還元前後を評価可能

中間層による電極/電解質の界面反応を抑制

適用分野

・SOECやSOFCの新規材料開発

・ガスセンサー

謝 辞:本データは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託業務「水素利用等先導研究科開発事業/水電解技術高度化のための基盤技術研究開発/高温水蒸気電解技術の研究開発」(2018年度~)で実施したものである。