3試験評価技術 / 熱的特性
T-16
2024
積分球を用いた反射法による赤外線放射率の測定
技術のポイント
FTIRに積分球を取り付けることで拡散成分を含めた分光反射率の測定が可能
保有技術
JIS R 1693-2:2012 にて規格化
メリット
◆ 室温にて測定可能
◆ 粉体、繊維状でも可能
全放射率の算出法
① 室温にて分光反射率を測定 ※スペクトルは温度に依らず一定と仮定
② 分光放射率を放射率 = 1 - 反射率の関係から求める。
③ 任意温度(室温~1000 ℃)での全放射率を黒体との全放射エネルギーの比より算出する。
適用分野
・産業用部材 → 炉材、熱反射コーティング
・生活用部材 → 壁材、暖房器具