2024年度

JFCC研究成果集

グリーンイノベーションを推進する次世代マテリアル開発と解析技術

4試験評価技術 / 電気的特性

T-24

2024

SDGs

液体材料における​誘電率の温度特性評価​

SDGs

技術のポイント

同軸プローブ法を用いることで、液状や半固体(ゲル状)材料の温度特性および周波数特性を評価可能

保有技術

同軸プローブ法

同軸プローブとは伝送ラインの切断面である。プローブを液体の中に入れたときプローブ端での電界は材料の周囲に入り込み試料と接触すると変化する。その際の反射信号(S11)を測定して、誘電率等に変換することができる。

プローブの特性/仕様

活用/成果例

水の温度特性評価の例(各温度における誘電率(左)と損失係数(右))​

適用分野

・食品、飲料、薬品などの品質管理

・損失の多い材料(液体、半固体)の誘電特性評価に最適