2026年度

JFCC研究成果集

サステナブルな未来を拓く革新材料開発と先端解析技術

5研究成果 / 次世代電池

R-26

2026

SDGs7

マルチスケールその場観察による亜鉛電析形態変化の機構解明

SDGs7

アピールポイント

亜鉛デンドライト形成メカニズムを解明
【技術シーズ:液中電気化学その場観察】

背景・課題

・ポストリチウムイオン電池として亜鉛負極二次電池の開発が進行​

・充電時における亜鉛負極上でのデンドライト(樹状)金属の形成が問題

・デンドライト抑制において形成機構の解明が重要

解決手段

・充電(電析)過程における亜鉛金属形成過程その場観察​

・反応条件と亜鉛形態変化との相関に基づく形成機構解明​

成果・優位性

①顕微鏡群(SEM、TEM、OM)によるマルチスケールの電析過程観察

②個々の反応条件パラメーター(電流密度、電解液濃度)と亜鉛電析形態変化の相関を解明

定電流電析形態の比較(液中電気化学SEM)
カチオン拡散層の形状(光学顕微鏡)

期待される市場・応用

・亜鉛負極二次電池・電解メッキ

発表文献

K. Yoshida et al., ACS Appl. Mater. Interfaces 18 (2026), 21987-21997.
DOI: 10.1021/acsami.6c01013​

謝 辞:本研究は、NEDO委託業務「電気自動車用革新型蓄電池開発(RISING3)」(JPNP21006)の一環として実施されたものである。

担当者:吉田要、佐々木祐生、桑原彰秀

共同研究者:(東京大学/JFCC)幾原雄一