第16回JFCC先端技術セミナー「独創的研究で社会変革に対応 ~マテリアル新時代へ~」にご参加いただきありがとうございました
JFCCにおける当該分野での最先端の研究開発の取り組みをご紹介させて頂きました。
【日時】 2025年5月22日(木) 13時30分~15時
【配信方法】Teamsで配信
【参加費】 無料(要事前登録)
【定員】 300名(先着順)
【プログラム】 各講演30分、質疑10分
講演1:均一孔を有する高気孔率多孔体の合成 -多孔質粒子の応用-
講演者:材料技術研究所 特任主席研究員 高橋 誠治
概 要:セラミックス多孔体は、断熱材、耐火物、遮音材として利用されるもの、貫通孔を利用した分離膜などに応用されるもの、吸着剤や触媒の担体として利用されるものなど様々な分野に応用されている。それぞれの用途に応じて、原料形状、微細構造の制御がなされている。本セミナーでは、従来合成できていない100nm以下の均一孔の多孔質粒子を用いて制御するプロセスを紹介いたします。
講演2:電子線ホログラフィーによる半導体・小惑星のナノ電磁場解析
講演者:ナノ構造研究所 主任研究員 穴田 智史
概 要:電子線ホログラフィーは透過電子顕微鏡法の一種であり、ナノメートルスケールの電磁場分布の解析が可能です。本講演では、電子線ホログラフィーの原理や歴史といった基礎的事項を説明した後、最近の応用解析事例,具体的には、半導体ダイオード・太陽電池のオペランド電位解析事例や小惑星リュウグウから持ち帰った表層物質の磁場解析事例について紹介いたします。