受賞一覧 | 2025-2021年度 | 2020-2016年度 | 2015-2011年度 | 2010-2006年度 | 2005年度以前
Prizes and Awards
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受賞者 :松原 秀彰(材料技術研究所 研究第二部長)
受賞研究題目:ジェットエンジンを支えるセラミック・コーティング技術 -現状と将来-
受賞理由 :航空宇宙技術に関する論文において優秀であったため

出品者所属・氏名: (財)ファインセラミックスセンター・福永啓一(ふくなが けいいち)、
加藤丈晴(かとう たけはる)、平山 司(ひらやま つかさ)
第II種超伝導体に下部臨界磁場以上の磁場を印加すると磁束量子が侵入する。この磁束量子は粒界や転位などの欠陥によってピン留めされており、欠陥の分散具合が超伝導特性を支配することが知られている。したがって、ピンニングと欠陥との関係を明らかとすれば、超伝導特性の更なる向上を得るための知見を得ることができる。
そこで、実用長尺線材として作製されたYBCO線材に侵入する磁束量子を電子線ホログラフィーにより可視化することを試みた。この線材はハステロイ基板上にバッファー層としてGd2Zr2O7およびCeO2が積層され、その上にPLD法によりYBCO層が製膜されている。この線材から、集束イオンビーム法により厚さ約3μmの透過型電子顕微鏡(TEM)観察用の断面試料を抽出した。このTEM試料を冷却ホルダーに固定した後にTEM内で冷却し、ホログラフィー電子顕微鏡を用いてYBCOに侵入する磁束の観察を行った。なお磁場の印加は,電子顕微鏡のレンズが発生する垂直磁場を用いた。
図(a)は磁場(約2 T)を印加しながら30 Kまで冷却し、その後,無磁場としたときの試料端近傍の干渉顕微鏡像を示している。真空領域から試料端面に向け磁力線が存在していることがわかる。これは、高磁場中に置かれた超伝導状態のYBCOに磁束量子が侵入するが、磁場印加をやめ無磁場になっても、YBCO内のピンニングセンターにより磁束量子がYBCO内に留まっていることを示している。このピン留めされた磁束量子が試料端面より磁力線となって真空領域に漏洩している。さらに,無磁場のまま常伝導となる臨界温度(88 K)より高い120 K付近まで温度を上昇させながら観察したところ,図(b)に示すように磁力線が消滅していることが判明した。このことからも,図(a)で見られた磁力線は,超伝導体中に存在する磁束量子が真空領域に漏洩したことによると判断できる。
なお、本研究は、超電導応用基盤技術研究開発業務の一環としてNEDOの委託により実施した。


出品者所属・氏名:(財)ファインセラミックスセンター・加藤 丈晴、佐々木 宏和、平山 司
超電導線材を用いてモーター、コイル等の超電導機器開発を行うには、高磁場中で高い超電導電流を維持できる線材を開発することが不可欠である。そのためには、超電導層中に磁束のピン留め点を形成する必要がある。高磁場中で電流を維持できるYBa2Cu3O7-x(YBCO)線材を製造するため、配向セラミックスバッファ層(CeO2/Gd2Zr2O7)を有する金属基板上に、人工ピンニングセンターとしてナノサイズのBaZrO3(BZO)ロッドを分散させたYBCO層を成膜した。図(a)にBZOナノロッドが分散したYBCO層の断面TEM写真及び、(b)に(a)で示したYBCO層からの電子回折図形を示す。図(a)の矢印はYBCO結晶粒界を示す。BZOナノロッドは、CeO2層からYBCO層表面まで到達し、YBCO層にほぼ均一に分散している。電子回折図形からYBCO層とBZOの間に(001)YBCO//(001)BZO、(100)YBCO//(100)BZOの結晶学的方位関係が存在することが分かった。BZOはYBCOとの間に以上のような結晶学的方位関係を有するため、モアレ縞として現れている。BZOナノロッドが分散したYBCO層では、特に、基板に対して鉛直方向に磁場が印加される場合(B//c)、BZOナノロッドが形成されていないYBCO層と比較し、非常に高い超電導特性を維持している。
また、金属基板上のセラミックス多層膜であるため、 TEM試料作製法として集束イオンビーム(FIB)法を用いた。その後、 Arイオンによるイオンシニングにより、 TEM試料表面のFIBダメージ層を除去した。FIBダメージ層を除去することにより、BZOナノロッドを鮮明に観察することができた。


2006年2月21日~23日 東京ビッグサイトで開催された nano tech 2006は、3日間の入場者総数は昨年を上回る 45,868名と成功裡に終了しました。
当センター出展ブースに足をお運びいただき、ありがとうございました。
当センターの「ナノコーティング技術」の展示は、これまでの「有望技術賞」、「最優秀技術賞」に続き、今年は「有望技術賞」受賞と3年連続受賞となりました。
皆様からの絶大なご協力があってこその受賞です。大変ありがとうございました。
今後ともさらに大きな成果をアピールしていきたいと思います。

受賞者 :奥原 芳樹(材料技術研究所 複合・焼結設計G 主任研究員)
酒井 武信(材料技術研究所 研究企画部長)
受賞題目:「傾斜構造圧電体によるアクティブ振動制御」
受賞理由:「2005年傾斜機能材料シンポジウム」における、極めて優秀な発表に贈られる。


受賞者 :松原 秀彰(材料技術研究所 研究第二部長)
野村 浩 (材料技術研究所 試験評価部副主任技師)
受賞題目:焼結過程の計算設計
受賞理由:『PM研究促進展』は、大学等の研究機関で会員企業に関連した粉末冶金分野の研究を増やしていくこと、また会員企業が大学等の研究機関で行っている研究内容を理解し、産学交流の活発化、拡大化に役立たたせていくことを目的としており、【奨励賞】は(社)粉体粉末冶金協会秋季大会 ポスター展示により会員にとって興味ある研究に贈られる賞である。


受賞者 :鈴木 佐知子 (材料技術研究所 試験評価部)
受賞理由:(社)日本セラミックス協会の規格作成「JCRS108 ファインセラミックス用窒化ほう素微粉末の化学分析方法」に信頼性の高いデータを提供するなど貢献に対して。

受賞者 :松原 秀彰 (材料技術研究所 研究第二部長)
受賞理由:「サーメットおよびセラミックスの焼結組織制御・設計に関する研究」
※Ti(CN)基サーメットの発展、実用化、CVDダイヤモンドやシナジーセラミックスの研究開発に加え、モンテカルロ法を用いたセラミックスやサーメットの焼結現象のシミュレーションに取り組み、焼結、粒成長現象の解明および組織制御に多大の成果を挙げ、これらの研究業績は学界、産業界ともに高く評価されました。

賞の名称:「学術賞」
受賞者 :楠 美智子 材料技術研究所 主席研究員
受賞題目:「超高密度ナノチューブ・デバイスの開発と超微粒子の研究」
※ セラミックスの科学・技術に関する貴重な研究をなし、その業績が特に優秀な方に贈られる賞です。


賞の名称:「技術賞」
受賞者 :池田 泰 材料技術研究所 研究職
水田 安俊 材料技術研究所 副主任技師
受賞題目:「セラミックスの高分解能三次元X線CT解析技術の開発」
※ セラミックスの科学・技術に関し、製品の開発や工業化等に特に顕著な業績のあった方に贈られる賞です。


受賞者 :専務理事 材料技術研究所長 平井 敏雄
受賞理由:セラミックス・ナノ・コンポジットおよび傾斜機能材料に関する研究によって科学文化の進展に卓抜な貢献によるもの。


本多記念賞は、「KS磁石鋼」を発明した“金属の父”本多光太郎博士の業績をたたえ設けられ、理工学特に金属およびその周辺材料に関する研究を行い、科学文化の進展に貢献をした方に贈られる賞です。
2/23-25 東京ビッグサイトで開催された nano tech 2005は、3日間の入場者総数は39,069名で大変盛況裡に終了しました。
当センター出展ブースに足をお運びいただきありがとうございました。当センターの「ナノコーティング技術」の展示は、昨年の有望技術賞”に続き、今年は“最優秀技術賞”を受賞し、2年連続受賞という快挙を達成しました。
皆さまには絶大なるご協力を頂き大変ありがとうございました。
今後、残りのプロジェックト期間で、さらに大きな成果をアピールしていきたいと思います。

“最優秀技術賞”とは、nano tech2005 NEDOゾーンの入場者アンケート投票にて、「総合的にインパクトが一番あったと思われる」の獲得票が最も多かったプロジェクトが選ばれる賞です。
受賞者 :材料技術研究所 複合・計算設計グループ 吉矢 真人
受賞題目:In-situ Electron Microscopy Study of Intergranular Fracture Bahavior in Polycrystalline Silicon Nitride
多結晶窒化珪素における粒界破壊挙動の電子顕微鏡その場観察

高温構造材料である窒化珪素の強度を決める粒界破壊挙動を、電子顕微鏡によるその場観察、そして分子動力学法による解析を通じて、世界で初めて明らかにしました。その先進的研究に対して賞が授与されました。
受賞者:奥原 芳樹 材料技術研究所 主任研究員
受賞題目:「長繊維強化複合材料における自己診断機能およびその応用に関する研究」


「検賞」とは:
賢材研究会発足10周年を記念し設けられ、自己診断等自立性を持つ賢い材料の中で、センサー等機能材料である意味の「検」において、優れた検知技術の開発を行ったことに対し贈られました。
記念プレートについて:開発された賢材がアジア、世界への飛躍を祈念し、『黄砂』を用いて作製されたINAXが開発した賢材ソイルセラミックスで造られています。

受賞者:平井 敏雄 材料技術研究所 所長
受賞理由:東北大学時代から現在に至るまで、セラミックス科学技術等の普及により中国材料複合技術国家重点実験室(武漢理工大に設置)等、中国国家プロジェクト立ち上げや数十名を超える中国の学生教育、さらには多数の研究者の交流を通じて中国科学技術の振興に貢献した業績に対して。


「友誼賞」とは:
中国国家が中国の発展に貢献した外国人に対し贈る賞で、回 良玉副総理から直接授与される名誉ある賞である。授賞式は、中国の建国記念日にあたる「国慶節」の祝賀期間中に行われ、受賞者は招待され、胡 錦涛主席、温 家宝総理との接見があった。
受賞者 :平山 司 材料技術研究所 微構造解析G グループマネジャー
受賞題目:電子波干渉による電場・磁場観察手法の開発と材料デバイスの解析への応用

「瀬藤賞」は、日本における顕微鏡研究の第一人者で日本電子顕微鏡学会(現、日本顕微鏡学会)を設立した、瀬藤 象二先生(東京大学名誉教授)のお名前から由来しており、顕微鏡学において相当期間にわたり高水準の業績を挙げることにより、学会に貢献した業績の顕著な個人に与えられる最高位の学会賞です。
受賞者 :松原 秀彰 材料技術研究所 ナノコーティングプロジェクト室長
受賞題目:セラミックスおよび複合材料の構造・機能設計技術に関する研究

セラミックス産業の進歩発展に資し、セラミックスの科学技術の研究並びに技術上の業績が顕著な方に贈られる賞です。
受賞者:安富 義幸
受賞題目:「Development of High Performance Si3N4 Based Ceramic Composites」


米国、インディアナポリスで開催された第106回米国セラミックス学会にてRichard M. Fulrath賞を受賞しました。
フルラース賞とは、カリフォルニア大学教授であったRichard M. Fulrath博士を記念して作られた米国セラミックス学会の賞です。日本および米国における45歳以下の研究者の中から毎年数名が選ばれ、同学会の年会で授与される名誉ある賞です。
受賞者:北岡諭、川島直樹、フィッシャークレイグ
受賞題目:「Devil's Whisker:Mullite Deposited on an Al2O3 Fiber」

米国、インディアナポリスで開催された第106回米国セラミックス学会にて、写真コンクールSEM部門でFirst Prizeを受賞しました。アルミナ長繊維の全面にムライトウィスカを強固に固定化させることに成功しました。長繊維の比表面積が飛躍的増大することから、耐熱性のフレキシブル触媒担体等としての応用が期待されます。
3/16-19 東京ビッグサイトで開催された nano tech 2004は、出展者数国内198企業・大学・団体、海外18カ国・地域から62企業・団体、3日間の入場者総数は32,475名で大変盛況裡に終了しました。
当センター出展ブースに足をお運びいただきありがとうございました。
3/17-18の来場者のアンケート結果に基づいて決定される、nano tech 2004賞とNEDO賞が設けられ、当センターの「ナノコーティング技術」事業に対し、NEDO賞の中の有望技術賞を受賞しました。


nano tech 2004 NEDO有望技術賞
昨年の nano tech 2003 における「炭素系高機能材料技術(FCT)の研究開発」事業のNEDO最優秀技術賞につづいて2年連続の受賞となります。皆さまのご支援のおかげです。ありがとうございました。これを励みにますます努力を重ねていきたいと思っておりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


nano tech 2003 NEDO最優秀技術賞
飯島澄男氏が平成15年度文化功労者の顕彰を受けられました。
1991年に初めてカーボンナノチューブを発見したことで世界的に広く知られている飯島氏は、当財団が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託、実施している、ナノカーボン応用製品創製(NCT)プロジェクトのプロジェクトリーダーを務めておられます。このたびの顕彰は、カーボンナノチューブの発見とその構造の解明等材料科学分野における長年の功績に対してなされたものです。

| ■現職 : | 独立行政法人産業技術総合研究所 新炭素系材料開発研究センター長 (ナノカーボン応用製品プロジェクトリーダー) 日本電気株式会社 NECラボラトリーズ 特別主席研究員 名城大学教授 独立行政法人 科学技術振興機構 CNTプロジェクト 代表研究者 |
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| ■略歴 : | 1939年: | 埼玉県生まれ |
| 1963年: | 電気通信大学 通信学科卒業 | |
| 1968年: | 東北大学 理学部物理学科博士課程修了(理学博士) | |
| 1970年: | 米国アリゾナ州立大学研究員 | |
| 1979年: | 英国ケンブリッジ大学客員研究員 | |
| 1982年: | 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業 林超微粒子プロジェクト グループリーダー |
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| 1987年: | NEC研究開発グループ主席研究員 | |
| 1998年: | 科学技術振興事業団(現 科学技術振興機構) CNTプロジェクト代表研究者 |
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| 1999年: | 名城大学教授 | |
| 2001年: | 産業技術総合研究所 新炭素系材料開発研究センター長 | |
| ■受賞歴: | 1976年: | バートラムワーレン賞(米国結晶学会) |
| 1980年: | 瀬藤賞(日本電子顕微鏡学会) | |
| 1985年: | 日本結晶学会賞 | |
| 1985年: | 仁科記念賞 | |
| 1986年: | 科学技術庁長官賞 | |
| 1986年: | 応用物理学会論文賞 | |
| 1989年: | 伴記念賞 | |
| 1996年: | 朝日賞 | |
| 1998年: | つくば賞 | |
| 2001年: | 石川カーボン賞 | |
| 2001年: | アジレント欧州物理学賞 | |
| 2002年: | マックグラディ新材料賞(米物理学会) | |
| 2002年: | ベンジャミンフランクリン賞 | |
| 2002年: | 学士院恩賜賞 | |
アメリカのセラミック協会主催の第26回ココアビーチ(フロリダ)年会において、"Fatigue Property of Zirconia for Hip Joint Prostheses"(by 瀧川順庸、安富義幸、水野峰男)が Best Poster Award First Place に選ばれ、本年第27回の同年会で1月27日に表彰を受けました。
NEDOからの受託研究「基準創成研究開発事業 生体用ファインセラミックスの試験評価方法の標準化」(H11から13年度)に係わる成果を、ポスターとして研究発表したものです。現在この研究成果に基づき、日本から ISO 13356規格 (Ceramic materials based on yttria-stabilized tetragonal zirconia) に、疲労特性評価方法と材料基準特性値の追加を提案しています。

Best Poster Award First Place 受賞ポスターとリボン



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