2013年度

JFCC研究成果集

未来開拓研究による環境・エネルギーへの挑戦

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2013-12

積分球を用いた反射法による赤外線放射率の測定


技術のポイント

積分球付きFTIR装置により、室温の測定データから高温の拡散成分を含めた分光反射率を計算(JIS規格化済み)



保有技術・設備

積分球
メリット ◆ 室温にて測定する
◆ 粉体、繊維状でも可能

積分球の概観
積分球の概略


放射率の算出法
JFCCが提案・規格化したJIS R1693-2(2012)による測定

? 室温にて分光反射率を測定
? 分光放射率を放射率 = 1 - 反射率の関係から求める
? 任意温度での全放射率を黒体との全放射エネルギーの比より算出する

炭化ケイ素の分光放射率スペクトル
任意温度(500℃)における分光放射発散度


適用分野

◇ 産業用部材 ⇒ 炉材、熱反射コーティング   ◇ 生活用部材 ⇒壁材、 暖房器具



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