2022年度

JFCC研究成果集

新時代のマテリアル戦略を支える新材料開発と先端解析技術

1試験評価技術 / 加工・プロセス

T-1

2022

SDGs

セラミックスの加工技術

SDGs

技術のポイント

精密スライサーを用いた高精度なノッチ加工や溝加工が可能

保有技術/設備

メーカー:芝浦機械(株)
型式:USM-20A(H)
固定方法:真空チャック
砥石回転数:3000~30000 min-1
稼働範囲(x,y,z,c):300 mm、160 mm、50 mm、±100°
最小設定単位:0.1 μm
特長
・空気静圧軸受スピンドルと高精度送り位置決め機構により、高精度な切断や溝加工が可能
・Cアライメント機構(ステージ回転)により、基準面に対して任意向きで加工が可能

活用/成果例

SEPB法試験片(ストレートノッチ部拡大)

SEPB法は予き裂発生起点を作るためにビッカース圧痕を導入。導入できない場合はストレートノッチを導入

SEVNB法試験片(Vノッチ部拡大)

予き裂導入が難しい材料(多孔質材料や超硬などの高靭性材料)は、Vノッチを導入することにより破壊靭性試験を行なうことが可能

適用分野

・研究機関、各種試験評価

・企業・大学・その他からの受注加工実績(年間100機関以上)