標準物質

Reference Materials

セラミックス標準物質のお求めはJFCCへ

 JFCCではファインセラミックスの技術基盤整備事業の一環として各種標準物質を開発し、業界に頒布しています。標準物質とは材料の特性評価方法や製造プロセスの評価法の検証と信頼性の確保などを目的とした共通試料およびセンサーです。

 現在、JFCCが頒布している「標準物質」は、その製造データと特性データをテクニカルレポートにして発行しています。このように、標準的な材料と製造データや特性を一体にし、体系化されたものを「オープン・マテリアル・システム(OMS)」といいます。これは、標準的な材料とデータが一体になっているため、様々な材料特性に及ぼすプロセス条件の影響を解析することができます。多くのメリットがある「OMS」は、現在先取り標準化の主流となりつつあります。今後は、さらに研究対象を広げた積極的な展開が期待されます。

 JFCCではこの先取り標準化の新しい考え方、オープン・マテリアル・システムの実用を目指して、リファシリーズなどの「標準物質」の開発頒布や、テクニカルレポートの発行にも積極的に取り組んできました。その標準物質の頒布について以下にご案内申し上げます。

標準物質頒布品

共通熱履歴センサー(リファサーモ)

リファサーモ

 セラミックスの製造において、焼成工程はその品質特性を管理するうえで非常に重要な工程です。リファサーモはこの焼成工程の管理のための総合的な熱履歴を簡単かつ正確に把握するための共通熱履歴センサーです。
リファサーモは適用温度範囲(600℃~1700℃)によって5種類あり、被焼成物と一緒に焼成し、焼成後の寸法を測定することにより、焼成条件の管理状況を把握することができます。

※リファサーモのご利用を検討されている方に、試験用のサンプル(10個)をご用意しております。
 詳細につきましては代理店までお問い合わせ下さい。(~2021年3月の予定)

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リファサーモユーザーズマニュアル

粒度分布測定用標準粉体(リファパウダー)

 市販されている主要粒度分布測定装置にて値付けされた信頼性の高い実用標準粉体で粒度分布測定用の基準として利用できます。
リファパウダーは材質(5種類)別および粒度分布測定原理(5タイプ)別に合計25種類あり、関連する詳細データはそれぞれの測定手順書と共にテクニカルレポートとして別途頒布しています。

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熱拡散率測定用標準物質(TD-AL)

TD-AL

 セラミックスの熱拡散率は主にレーザーフラッシュ法で測定されていますが、その測定の不確かさを検証するためには熱拡散率が既知の標準物質が必要です。TD-ALは室温~1000Kの温度範囲で熱拡散標準値が与えられています。
これらの詳細データをその測定方法と共に記載されたテクニカルレポートを別途頒布しています。

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マイクロ波帯における複素誘電率測定用標準物質(ER-ZST)

ER-ZST

 セラミックスの誘電特性は誘電体共振法で測定されますが、この測定精度の評価には誘電特性の揃った一対の標準物質が必要です。ER-ZSTは5GHz用があり、安定した誘電特性を有します(10GHz用は開発中)。
この標準物質の詳細データをその測定方法と共に記載されたテクニカルレポートを別途頒布しています。

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標準物質関連テクニカルレポート

 JFCC標準物質の製造、特性評価等に関するデータをTR(テクニカルレポート)として別途頒布していますのでご参照下さい (有料:20,000 円(税抜)/資料)。

型式 TR:題目
TR-TD-AL レーザフラッシュ法による熱拡散率測定用標準物質の特性
TR-ER-ZST マイクロ波帯における複素誘電率測定用標準物質の特性

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