特長
- 焼成条件の共通化が可能となるので、総合の技術データの共有、比較評価が可能になります。
- 定期的に連続して使用することにより、焼成炉の異常管理、統計的品質管理等に応用できます。
用途
- ファインセラミックス、電子セラミックス材料、陶磁器製品などの焼成管理、統計的品質管理など
利用方法 |
管理ポイントにリファサーモをおいて焼成した後、室温まで冷却してから寸法をマイクロメータで測定してください。(注意:室温に1時間以上保持して下さい)
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管理方法 |
上記で測定した寸法とこの表を対照し、指示温度を管理の指標としてください。指示温度は、実際の物理的温度だはなく、被焼成物に加えられる総合的な熱履歴を表す指標です。この指示温度は、昇温速度200℃/時間、保持時間2時間、降温速度300℃/時間で焼成したときの設定温度に相当するものです。
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寸法 mm |
温度 ℃ |
20.65 |
1601 |
20.66 |
1600 |
20.67 |
1599 |
※使用上の注意
本製品は、真空及び低酸素濃度の雰囲気炉で使用されますと、成分の一部が蒸発することがあります。炉が汚染される可能性がありますので十分ご注意下さい。
リファサーモの使用温度範囲と指示温度精度
略号 |
使用温度範囲 |
指示温度精度 |
H |
1400~1700℃ |
±10℃ |
M |
1200~1500℃ |
±10℃ |
L |
1050~1300℃ |
±10℃ |
L1 |
800~1150℃ |
±15℃ |
L2 |
600~900℃ |
±15℃ |
リファサーモ寸法 - 指示温度対照表
本品を購入された方で対照表の再発行をご希望の方は、お名前、ご所属、連絡先とともに、リファサーモType、ロット番号を明記の上JFCC標準物質頒布担当(standard@※)までお知らせ下さい。
(※メール発信は@の後ろに jfcc.or.jp を付けて送付ください)