2023/03/29 15:00:00
  • JFCC メールマガジン 第458号【3月29日号】

メールマガジンご登録者 各位

セラミックスを主とした材料に関する技術相談、試験評価、受託研究はJFCCまでお気軽にご相談ください。
ホームページにWeb見学を掲載しています。JFCCの研究設備や技術紹介を動画でご覧いただけます。
⇒ https://www.jfcc.or.jp/introduction/
また、YouTubeのJFCC Channelでも動画を公開していますので、ぜひご覧いただき、チャンネル登録をお願いします。
https://www.youtube.com/channel/UC10L-87xB2MjMelGedr3cGw

お 知 ら せ ■ 試験評価・機器利用料金の改定について

●ピックアップ 第8回JFCC先端技術セミナー開催のご案内

トピックス1■ JFCC受賞のご紹介

トピックス2■ JFCC先端技術セミナーのアーカイブを公開しました

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お 知 ら せ ■ 試験評価・機器利用料金の改定について
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日頃よりJFCCの「試験評価」・「機器利用制度」をご利用いただきありがとうございます。
このたび光熱費および資材等諸費用の高騰、設備の新規導入並びに更新、人件費の上昇等により、
2023年4月1日から料金の改定をさせて頂くこととなりました。
よろしくご理解を賜りますようお願いいたします。

新料金については、下記HPに記載しておりますので、ご確認をいただければ幸いです。
JFCCは、これからも皆様に「精度の良い信頼性の高いデータ」を提供するよう努力して参ります。
今後ともよろしくご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

  ⇒ 試験評価 https://www.jfcc.or.jp/exam/
    機器利用 https://www.jfcc.or.jp/use/
  
新料金表の冊子も作成いたしました。ご希望の方には発送させていただきますので、
ご送付先の住所氏名をご記入の上、
下記問い合わせ先までご連絡頂きますようお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ先
 ファインセラミックスセンター 材料評価・試作グループ
 e-mail:analysis@(※@ の後にjfcc.or.jpをつけてご送信ください。) 

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●ピックアップ 第8回JFCC先端技術セミナー開催のご案内
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JFCCの最先端の研究開発の取り組みをご紹介する先端技術セミナーをWebにて開催いたします。
「GX時代のマテリアル戦略を支える新材料開発と先端解析技術」をテーマに2件の講演を行います。
ぜひご参加ください。

◯開催概要 
日  時:2023年5月11日(木) 13:30〜15:00
配信方法:Teamsで配信
プログラム:【各講演30分、質疑10分】
      講演1 焼結時の組織形成と内部応力の数値計算計
           材料技術研究所 主任研究員 松田 哲志
      発表概要:電子デバイスのような異なる焼結挙動を有する粉体の積層体や、不均質性が内在する焼結の場合、
           その局所的なふるまいの理解が重要となります。これらのふるまいを計算機手法で可視化するための
           計算モデルについて、その概要を紹介します。

      講演2 電子線後方散乱回折法を用いたセラミックス材料の構造解析
           ナノ構造研究所 上級技師 横江 大作
      発表概要:「モノ」を構成する材料の多くは結晶質で構成されており、「モノ」の特性を把握するためには
           構成する結晶の状態を把握することが重要です。
           電子線後方散乱回折法は結晶質材料の結晶方位や粒子の形状、サイズ、さらには歪み分布を解析することが可能であり、
           本手法の基礎的な部分からセラミックス材料を用いた解析事例ついて紹介します。
参 加 費:無料
定   員:300名(先着順)
申込方法 :下記JFCCのHPよりお申し込みください。:申込み〆切5月8日(月)
      ⇒ https://www.jfcc.or.jp/event/#sentan_seminar8

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トピックス1■ JFCC受賞のご紹介
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JFCCの受賞についてご紹介いたします。

公益社団法人日本金属学会「金属組織写真賞優秀賞 第2部門(走査電子顕微鏡部門)」
受賞題目:液中銅電析過程のその場SEM観察
受賞者 :ナノ構造研究所 上級研究員 吉田要
     ナノ構造研究所 上級研究員 佐々木祐生
     ナノ構造研究所 主席研究員 桑原彰秀
     客員主管研究員/東京大学 幾原 雄一

公益社団法人日本金属学会「金属組織写真賞奨励賞 第3部門(透過電子顕微鏡部門)」
受賞題目:小惑星リュウグウから採取した磁鉄鉱粒子の磁場観察
受賞者 :株式会社日立製作所 葛西裕人 氏
     株式会社日立製作所 明石哲也 氏
     株式会社日立製作所 谷垣俊明 氏
     ナノ構造研究所 主席研究員 山本和生
     ナノ構造研究所 主席研究員 加藤丈晴
     ナノ構造研究所 上級研究員 穴田智史
     ナノ構造研究所 上級技師  吉田竜視
     東京大学、宇宙航空研究開発機構 橘省吾 氏
     東北大学    教授    中村智樹 氏
     北海道大学   准教授   木村勇気 氏
    
公益財団法人日立財団「2022年度第54回 倉田奨励金」
受賞題目:動作中のβ型Ga2O3パワーデバイスにおける結晶欠陥挙動のオペランド観測技術の開発
受賞者 :材料技術研究所 主任研究員 姚永昭

この内容は下記JFCCホームページに掲載しています。
⇒ https://www.jfcc.or.jp/prize/

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トピックス2■ JFCC先端技術セミナーのアーカイブを公開しました
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JFCCの最先端の研究開発の取り組みをご紹介する先端技術セミナーの過去の発表から、
下記の講演を期間限定でホームページで公開しています。
ご参加いただけなかった方、再度ご聞いてみたい方、皆様ぜひご覧ください。

◯脱炭素社会のパワーエレクトロニクスを支える半導体欠陥評価技術(発表者:材料技術研究所 主任研究員 姚永昭)
概要:絶大な省エネ効果をもたらす先進パワー素子の実用化にはワイドギャップ半導体の欠陥を低減することが必須です。
   本講演では、JFCCが独自に開発したSiC、GaN、Ga2O3、AlNの欠陥を”非破壊でも見る技術”を紹介します。

◯脱炭素社会に向けたマテリアルズインフォマティクス(発表者:ナノ構造研究所 主席研究員 森分博紀)
概要:脱炭素社会実現のためには蓄電デバイス、エネルギーデバイスをはじめとする材料性能の高度化が必要です。
近年、材料開発に理論計算、情報学を取り入れたマテリアルズインフォマティクスが注目され活用されています。
本講演ではJFCCにおけるマテリアルズインフォマティクスの取り組みを解説し、今後の展開を展望いたします。

◯電子顕微鏡を用いた材料解析 〜複合評価・解析による課題解決〜(発表者:ナノ構造研究所 主任研究員 加藤丈晴)
概要:材料を開発する上で、その微細組織を把握することは極めて重要です。
本講演では、主に集束イオンビーム(FIB)-走査型電子顕微鏡(SEM)複合機を用いた燃料電池モデル材料の3次元解析と、
後方散乱電子回折(EBSD)/エネルギー分散X線分光(EDS)複合評価法による超電導接合組織の組成および結晶方位解析結果について紹介します。

●視聴方法
 ホームページより必要事項をご記入いただき、視聴画面にお進みください。
 ⇒ https://www.jfcc.or.jp/event/archive_index.html
 
*公開期間は2023年4月14日までを予定しています。

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