試験評価

Testing & Evaluation Services

1-2.材料試験 | 熱特性

 固体材料(セラミックス、金属、高分子など)の室温および高温下での熱定数(比熱、熱拡散率、熱伝導率)や線膨脹率の評価を行います。どの物性についても複数の方法で測定できます。フラッシュ法による熱拡散率では、1mm以下の薄板の測定や、レーザー強度の均一化や放射温度計の目盛り付けなどの技術を取り入れた高精度測定が可能です。また、保護熱板法(GHP法)により超低熱伝導率材料の評価にも対応しています。

種別 項目 単位 単価(円)
熱膨張係数測定 (1) TMA法
[大気中]昇温速度 10℃/分 室温~500℃ 1試料 50,000
[大気中]昇温速度 10℃/分 室温~1200℃ 1試料 61,000
[大気中]昇温速度 10℃/分 室温~1400℃ 1試料 73,000
[大気中]昇温速度 10℃/分 室温~1500℃ 1試料 85,000
[大気中]昇温速度 5℃/分 -- 50%増し
[大気中]昇温速度 5℃/分未満 -- 別途相談
降温の測定を併せて行う場合 -- 50%増し
不活性ガス中 -- 13,000増し
テストピース作製 1本 8,100~
種別 項目 単位 単価(円)
熱膨張係数測定 (2) レーザ干渉法
[真空中]室温~600℃ 1試料 85,000
種別 項目 単位 単価(円)
比熱容量測定 (1)
(JISR1611)
フラッシュ法
室温 1試料 35,000
テストピース作製 1試料 8,100~
種別 項目 単位 単価(円)
比熱容量測定 (2) DSC法
室温 1試料 55,000
熱拡散率測定と合わせてご依頼の場合 室温 44,000
室温~300℃の5温度水準 97,000
Ar中、200℃~700℃の5温度水準 97,000
200℃~1200℃の5温度水準 120,000
テストピース作製 1試料 8,100~
種別 項目 単位 単価(円)
熱拡散率測定 (1)
フラッシュ法(JISR1611)
室温 1試料 20,000
高温測定 基本料(~1200℃) 1試料 50,000
1温度水準ごと(4水準までの場合) 1温度水準 31,000
1温度水準ごと(5水準以上の場合) 1温度水準 42,000
フラッシュ法(1mmより薄い試料)
室温 1試料 28,000
高温 -- 別途相談
フラッシュ法ラメラ法(薄板の面方向) -- 別途相談
フラッシュ法(多層試料) -- 別途相談
テストピース作製 1試料 8,100~
透光性材料の試料調整 1試料 10,000
種別 項目 単位 単価(円)
熱拡散率測定 (2) 光交流法
室温 1試料 35,000
テストピース作製 1試料 8,100~
種別 項目 単位 単価(円)
熱拡散率測定 (3) 温度波熱分析法(TWA法)
室温 1試料 30,000
種別 項目 単位 単価(円)
熱伝導率測定 (1)
比熱容量と熱拡散率から算出する方法
(比熱容量測定と熱拡散率測定を実施)
室温測定
①比熱容量:フラッシュ法、熱拡散率:フラッシュ法 1試料 55,000
②比熱容量:DSC法、熱拡散率:フラッシュ法 1試料 64,000
③比熱容量:DSC法、熱拡散率:光交流法 1試料 79,000
④比熱容量:DSC法、熱拡散率:TWA法 1試料 74,000
高温測定 *測定方法、温度水準による -- 別途相談
基板上の膜の熱伝導率 -- 別途相談
テストピース作製(熱拡散率とDSC比熱用で各1必要) 1試料 8,100~
種別 項目 単位 単価(円)
熱伝導率測定 (2) 保護熱板法(GHP法)
[大気圧、20℃~50℃未満] 1温度水準 1試料 90,000
[大気圧、20℃~50℃未満] 追加温度水準 1水準毎 31,000 加算
[大気圧、50℃~100℃] 1試料 112,000
[大気圧、50℃~100℃] 追加温度水準
1水準毎 39,000 加算
[真空中、20℃~50℃未満] 1試料 158,000
[真空中、20℃~50℃未満] 追加水準(真空度) 1水準毎 42,000 加算
[真空中]追加水準(50℃~100℃) 1水準毎 別途相談
種別 項目 単位 単価(円)
熱伝導率測定 (3) 熱流計法(HFM法)
温度(20~60℃)1温度水準 1試料 40,000
種別 項目 単位 単価(円)
熱伝導率測定 (4) 熱線法
室温 固体試料 1試料 25,000
室温 粉体試料 1試料 40,000
室温 薄板試料 1試料 55,000
上記の単価には消費税を含みません
種別 項目 単位 単価(円)
 熱分析  TG-DTA [大気中] ~1200℃ 1試料 60,000
[Ar中] ~1200℃ 1試料 65,000
DSC [大気中] ~1200℃ 1試料 70,000
上記の単価には消費税を含みません
種別 項目 単位 単価(円)
粉末熱膨張係数測定 高温XRDを用いた粉末熱膨張係数測定
~600℃
大気、真空、N2、Ar
標準試料:Si
測定点:100℃毎
1試料 200,000~
~1200℃
大気、真空、N2、Ar
標準試料:Si
測定点:100℃毎
1試料 350,000~
データ解析 1件 50,000~

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熱伝導率の測定方法

熱伝導率の測定方法は大きく下記の2つに分けられます。

① 比熱容量、熱拡散率を測定 ⇒ 下記関係式より熱伝導率を算出
  熱伝導率λ = 比熱容量Cp×熱拡散率α×かさ密度ρ
  ☆幅広い熱伝導率に対応できます。
   例えば、セラミックス、金属、高分子など。
   薄板やフィルム材もこの方法で測定します。

② 直接熱伝導率を測定
  ☆熱伝導率の比較的小さい試料に適用されます。
   例えば、断熱材、耐火材など。

 以下に主な測定方法の概略を示します。

熱拡散率測定:フラッシュ法 <厚さ方向>

熱拡散率測定:フラッシュ法<厚さ方向>の解説図

熱拡散率測定:フラッシュ法 <面内方向>

熱拡散率測定:フラッシュ法<面内方向>の解説図

熱拡散率測定:フラッシュ法 <基材上の膜>

熱拡散率測定:フラッシュ法<基材上の膜>の解説図

比熱容量測定:示差走査熱量法(DSC法)

比熱容量測定:示差走査熱量法(DSC法)の解説図

熱伝導率測定:保護熱板法(GHP法)

熱伝導率測定:保護熱板法(GHP法)の解説図

熱膨張率測定

熱膨張率測定の解説図

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